スズキ マローダー250
マローダー250 カスタム
【完成】
一ヶ月くらいかかって完成した。持ち主が教員採用試験準備で忙しくバイトしてる暇が無いから金が無いといって予算が殆ど無い。
しょうがないからコチラの小遣い銭でシコシコ作った割にはよく出来たと思う。
昔にやったカタナのレストアやらST250カフェレーサーやら、ここ20年くらいの整備・補修・改造の集大成というか回顧録のようなバイクになったな。
本当にこのバイクは初心者の練習用バイクには丁度良いと思う。ドラッグスターは本物のアメリカンバイクだったのだが、 マローダーは「アメリカンぽく見えるロードスポーツ車」で走る・曲がる・止まるの全てに於いて殆どクセは無い。 こんな格好であるのに関わらずどういう訳かスパスパ曲がるし、この手のバイクにしてはブレーキの利きもかなり良い。 むしろホイールベースが長くなった為かベース車であるボルティの120〜130km/hでハンドルが振れ出す悪癖が息を潜めてるのも好都合。 練習用バイクとして十分役目は果たすだろう。



【全塗装】
予算1万円以下の超破格の塗料代なのに結構綺麗に塗れたもんだ。
紙ヤスリやコンパウンドは余りモノなので出費ナシ、黒い塗料は1本200円のアクリル塗料が4本、ウレタン剤はたったの2本。 これは黒の単色だから薄塗りでも綺麗に見える。これがメタリックやパールカラーならムッラムラでさぞかしひどい状態だろうな。



【ハンドル】
前作のドラッグスターと同じ手法で作ったハンドルポストにドラッグバー。
ドラッグスターと違いマローダーは普通のボルトでハンドルポストが固定されてたので、前回と違い全部近所のホムセンで揃ったので時間も予算も少しで済んで良かった。



【マフラー(失敗)】
古いわ不人気車だわでマローダーのマフラーの入手は絶望的なのだ。
同じエンジンのボルティーは人気車だったのでマフラーは現在でも流通しまくってる。さりとて同じエンジンだからと言ってすんなり付くわけは無い。 加工しても付かない可能性があるので中古のマフラー買ってショート管に改造した。
結論からいって付きませんでした。どこをどう加工しても付きそうにないわコレ。失敗。



【サイレンサー交換】
フルエキゾーストを諦めて「汎用サイレンサー」とネットで検索したらコレが出てきました。
4400円とはエラい安さだ。昔なら社外品のマフラー買ったら最低でも4万したのに今ではまさしく1桁安い。 ノーマルは1ピースだからグラインダーでぶった切って挿して締め付けて終わり。案の定、大爆音。
今回は面倒臭いのでインナーサイレンサー製作ではなく、マフラーエンドにステン管や吸音材を組み付けて早々に終了。
マフラー本体は安くても、取り付ける部材や消音加工の材料で結局本体と同額くらい遣った・・・



【フェンダー交換】
GN125/250用ショートフェンダー 中国製 1650円
80年代に売られてたボルティの前身のGN250は海外では最近まで売ってたという噂は聞いたことがある。 しかし1650円は安い。発注したら中国から発送するからしばし待てのメールが来てから10日後に到着。
やはり色々とサイズが合わずそのままでは付かない。色々加工して半日かかってやっと装着完了。




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