
サビだらけ、キズだらけ。どこから手をつけたものか・・・

いつかはクラウンのつもりだったが・・・ まだ八分の仕上がり。
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【蘇生】
納車後、手始めにキャブレターとエンジンのオーバーホールからしようと思っていたが、エンジンは至って好調のようだ。キャブレターも開けてみたがそれほど汚れてはいない。問題は車体である・・・
とにかくフレームの錆びを除去したいが相当の長丁場になるだろう。アッパーカウルの歪みの大きな修正はそれほどてこずりはしなかったが、ステーはやはりヤレていた・・・修正がてら下地をつくりアクリル塗料を吹き直す(見えないトコとて手は抜きません)。その際、不思議な目に遭った。カウルとは別にスクリーンが歪んで付いているのだ。見ると二本あるスクリーンのステーの角度が違う。御存知の方もいると思うが折れるコトはあっても曲がるような代物ではないのだ。他の排気量車の流用なのか規格が違うとしか思えない。しょうがないので角度のついてない方をヤスリで削り、反対側にスペーサー代わりのワッシャーを入れて調整する。一体なんだったのだろう。とりあえず真っ直ぐにはなった。他の作業も地味で手間のかかる作業だらけで、いちいち書くのも面倒なほどであるから割愛。で結構肝心なカウルやタンクの外装関連であるが、車体購入時にデイトナの車体同色リペアペンを発注したわけだが、これはサービスにしてくれた(話がわかるぞ赤男爵)さっそく施した。色が合わない!(どーなってんだデイトナ)と言うわけで全塗決定!とほほである。あと何百時間かかるのだろうか、とにかく先は果てしなく長い。
数日後、全塗装を敢行する。まず、ひたすら下地を作る。そして今までと同色では面白くないのでトヨタ純正色シルバーM(クラウンの車体色)を丁寧に吹付ける。ここまで2日。最後に耐ガソリンウレタンコート材を吹付ける。最も重要な作業である。なぜならここまでの作業はやり直しが利くがコレは失敗が許されない・・・まぁまぁ上手くいったのでこのまま一週間程固まらさせてワックスでこすりまくり表面を作るワケだが、この間はよほど乱暴な扱いをしなければ乗ってよし。この時点で気付いたのだが、クラウンの銀って今までのカタナの銀と殆ど同じである。すこーしだけシャンパンゴールド気味かなぁという程度である。まぁ別にこれはこれで構わないのだが。外装がきれいになったのでフロントフォークのアウターチューブも塗り直そう。フォーク抜くの面倒なんだよな。センタースタンドが無いのは不便で仕方がない・・・ いっそ加工して付けるか?嗚呼、クーラントのリザーバータンクが邪魔なトコに・・・ お前はなんでこんなトコにいる?
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